米投資ファンド・ベインキャピタルが携帯電話販売代理店の最大手、ティーガイアを買収する。キャリア(携帯電話会社)各社はユーザの加入・各種手続きがインターネット上で完結する方式へ移行しており、それに伴い携帯ショップの店舗数を削減。携帯ショップの経営は厳しくなっている。将来的には先細りしていく業界とみられているが、なぜ今、有力投資ファンドはティーガイアを買収するのか。専門家の見解を交えて追ってみたい。
キャリア各社は携帯ショップを削減する方針だ。NTTドコモは2024年~26年3月期に全体の3割にあたる約700店を閉...