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「HUAWEI WATCH GT 4」はランニングウォッチとしてどうなのか?北海道マラソンと300km以上を走ってわかったこと

アットダイム 4 月 前
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HUAWEIと聞いて「中国のスマホの会社」というイメージを持つ方も多いだろう。そのHUAWEIから「HUAWEI WATCH GT 4」というスマートウォッチが販売されており、おしゃれなデザインだけではなく、ランニングまで使えるとの謳い文句だ。

ただ世のスマートウォッチで「ランニング利用可」となっていてもGPS精度が低く、あくまでおまけ程度の機能という場合も多い。果たして「HUAWEI WATCH GT 4」はスマートウォッチとしてだけでなく、しっかりと「ランニングウォッチ」としても利用可能なのか?

早期リタイア後はマラソンが趣味な投資系YouTuber「ぽんちよ」が、「1か月間300km以上練習に利用」「2024年北海道マラソンにも装着」したうえで、使用感やメリットについて解説していく。


~投資家ぽんちよとは~
現在登録者44万人の投資系YouTuberとして動画発信活動を行う。2022年3月に勤めていた会社を早期退職して、現在はのびのびと生活するほか、ランニングが趣味。月間走行距離は300-500kmで、2024年はフルマラソン年間12本出場予定のマラソン愛好家。フルマラソン自己ベストは2時間43分


スマートウォッチとして機能が満載の「HUAWEI WATCH GT 4」

文字盤も美しく普段使いのデザインとしても◎、ランニング・水泳・自転車などマルチスポーツに対応

「HUAWEI WATCH GT 4」はそもそもスマートウォッチとしての機能が満載である。例えばスマホとBluetooth接続することで、通話やLINEなどの通知の確認も可能。ランニング中でも、仕事のメッセージなどをパっと確認できるのは魅力的だ。

そのうえで、ランナーとしても嬉しいのは「睡眠の質」のモニタリング。腕時計を付けたまま寝るだけでその日の睡眠の質を計測でき、寝る前のどのような行動が睡眠の質を上げるのかを知ることもできる。特に日頃練習に打ち込むマラソンランナーは、疲労との戦いだ。疲労を抜くうえで普段の食生活・ストレッチだけではなく、睡眠の質にも注視することで、ランニングにもプラスに働くであろう。

さらに、HUAWEI WATCH GT 4は、様々なスポーツに対応しているのも魅力だ。私の場合は、トライアスロンも趣味なので水泳やロードバイクにも取り組む。また、ランナーの中には膝の故障などでランニングができず、リハビリのために水泳をする人も多いだろう。そんな時に、ランニングウォッチとしてだけではなく、水泳・自転車やゴルフまでマルチスポーツに対応しているHUAWEI WATCH GT 4は使い勝手がとても良い。また、他社のスマートウォッチでマルチスポーツに対応している機種だと、5万円を超えてくることも多いが、HUAWEI WATCH GT 4は3万円台で販売しているためコスパも非常に高いといえるだろう。

【本題】ガチのマラソン練習+レースに使える…?北海道マラソン走ってみた!

HUAWEI WATCH GT 4を使用し300km以上走行!専用アプリで走行距離やルートなども確認可能

さて、ランナーの方々が気になっている点は、「HUAWEI WATCH GT 4」がランニングのガチ練習やレースに使えるかということだと思う。

私自身、本記事を書くにあたり、HUAWEI WATCH GT 4を装着して約1か月間300km以上走り込み、実際のレースである北海道マラソンでも使用してみた。そのうえでの結論は「ただのスマートウォッチとしてだけではなく、ランニングウォッチとしても非常に優秀」ということだ。

まずHUAWEI WATCH GT 4は、ランナーからランニングウォッチの機能として求められる「時間・距離・心拍数・速度」などの計測に対応している。

フルマラソンは42.195kmの長丁場だが、距離や時間のずれはない(北海道マラソン41km地点・道庁前で撮影)

そのうえで今回自分が特筆すべきと思ったのは、GPSの精度と補足速度だ。例えばマラソンに真剣に取り組むランナーであれば、1km全力ダッシュなどの追い込むような練習も必要となってくる。そのうえで、もしGPSの精度が悪く1kmに誤差が生じるのであればランニングウォッチとして使いものにならない。その点、HUAWEI WATCH GT 4のGPS精度は非常に優秀で、実際に他社メーカーのトップモデルとして販売されているGPSランニングウォッチと同時に使用してみても、距離データ等に差は見られなかった。さらにHUAWEI WATCH GT 4の場合には、対応するアプリで走行ログを確認すると「道路のどっち側を通ったか?」というのが分かるほどのGPS精度である。

GPS信号の捕捉も早いため、マラソンスタート前でも安心(撮影:北海道マラソンスタート直前)

GPS捕捉、タッチ操作の感度や操作性の良さは?

また、ランナーにとって頭を悩ませるのが「GPS信号の捕捉」までの待ち時間だ。GPSウォッチを使う場合には、ランニングをしようと靴を履いて、家をでて「ようやく走れる」と思っても、GPS信号を捕捉するまでは正確な距離が測定できず走り出せないためストレスだ。ただHUAWEI WATCH GT 4の場合には、このGPS捕捉も非常に早く、数秒から長くても30秒ほどで完了する。

さらに他社のランニングウォッチにはない「HUAWEI WATCH GT 4独自の強み」は、タッチ操作の感度や操作性の良さだ。他社性のウォッチの場合は画面タッチの操作が可能な上位機種でも、あくまで「ボタン操作式のランニングウォッチに画面タッチ操作機能を付けてみた」程度であり、タッチ操作時にラグがありストレスを感じることも多い。一方でHUAWEI WATCH GT 4の場合には、さすがスマートフォンを製造する企業の技術力だけあって、画面操作の「ヌルヌル感」「サクサク感」が桁違いである。おそらくこの違いは、他社が「時計会社が頑張って作ったスマートランニングウォッチ」というアプローチなのに対し、HUAWEIの場合には「スマートフォンの機能を腕時計に搭載したスマートデバイス」というアプローチであることに起因するのだろう。

また、今回の北海道マラソンではHUAWEIもスポンサーとしてブースを設けており、そこでは「HUAWEI WATCH GT 4」のほか、オープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」の展示も行っていた。私を含め、ランナーの中には音楽を聴きながら走る人も多い。HUAWEI FreeClipは耳を完全に塞ぐことなく装着できるため、外音も聞きながら安全にランニングできる点がメリットだ。また、北海道マラソン中の42.195kmもHUAWEI FreeClipを付けながら走ってみたが、耳からずり落ちることもなく音楽を聴きなが楽しむことができた。ランナーライフを充実させるにあたり、HUAWEI のスマートウォッチだけでなく、イヤホンにも今後注目してみてほしい。

HUAWEI FreeClipは耳を挟みこむ形で装着するオープン型イヤホン。マラソンを走ってもずれ落ちの心配がない

今回は私がマラソン好きということで「HUAWEI WATCH GT 4」をランナー目線でレビューしてきた。ただし機能の豊富さやおしゃれなデザインから普段使いのスマートウォッチとしてもお勧めできるほか、特に「スマートウォッチとして仕事などで普段使いしたいけど、日常的なスポーツでも使えると嬉しい」という人には、HUAWEI WATCH GT 4をぜひおすすめしたい。

HUAWEI WATCH GT 4をつけて無事北海道マラソン完走

取材・文/ぽんちよ

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