広告ブロックが検出された!

このサイトは存続するために広告に依存しています。 私たちをサポートするために、ブラウザ内の広告ブロックを無効にすることを検討してください。 ありがとうございます!

サルコペニア

メディカルドキュメント 4 月 前
Facebook Icon Twitter Icon

サルコペニアの概要

サルコペニアは加齢に伴う骨格筋量の低下により筋力・身体機能が低下した状態を指します。
サルコペニアの概念が生まれるまでは、年齢を重ねると動きが緩慢になったり転びやすくなったりするのは加齢による現象と思われており、大きな問題とは考えられていませんでした。
加齢による骨格筋量の減少に個人差はありますが、一般的に30代から年間0.5〜1%ずつ骨格筋量は減少していきます。60代で骨格筋量の減少スピードは速くなり、80代では30代の頃の30〜40%程の骨格筋が減少するといわれています。
性差も関連しており、男性のほうが女性に比べて骨格筋量が多く、筋力も強いです。しかし、骨格筋量・筋力の低下スピードは男性のほうが速い傾向にあります。また、加齢による骨格筋量の減少は誰にでも起こり、筋線維の減少と関連しています。
極端に筋肉量が減少し、ふらつきや転倒が増えるとサルコペニアと診断されるでしょう。状態が改善されない場合、フレイルや要介護へと状態が悪化していくことも考えられ...

記事全体を読む