蜂窩織炎(蜂巣炎)の概要
蜂窩織炎(蜂巣炎)は細菌感染症の一種で、皮膚とそのすぐ下の組織に細菌が感染することで炎症が生じます。
患部の皮膚に赤みや腫れ、圧痛が生じ、皮膚を触ると熱を感じる場合があります。発熱や悪寒、倦怠感など風邪のような症状が同時に現れることもあります。
レンサ球菌やブドウ球菌が原因となることが一般的です。足のすねや足の甲に発症することが多いですが、その他の部位に発症することも少なくありません。
蜂窩織炎(蜂巣炎)は広がりやすく、伝染性膿痂疹や丹毒などの細菌感染症と同様に、発生頻度の高い病気です。しかし、同時に複数の部位に発症することはほとんどありません。
蜂窩織炎(蜂巣炎)の原因
蜂窩織炎(蜂巣炎)は細菌感染が原因で起きます。原因となる細菌は多数あり、レンサ球菌とブドウ球菌が一般的です。ほかには、インフルエンザ菌や大腸菌、緑膿菌などが原因で蜂窩織炎(蜂巣炎)を発症すること...