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手根管症候群

メディカルドキュメント 4 月 前
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手根管症候群の概要

腕には正中(せいちゅう)神経、橈骨(とうこつ)神経、尺骨(しゃっこつ)神経という3種類の主要な神経が走行しています。
また、手根管(しゅこんかん)とは字のごとく手首にある狭いトンネルを指し、正中神経と9本の屈筋腱(指を曲げるためのスジ)が納まっています。
手根管症候群とはこの手根管の部分で正中神経が圧迫されることで、手や指に痛みやしびれを引き起こす病態を言います。
手首より先における正中神経の支配(神経が張り巡らされている範囲のこと)ですが、
①感覚
母指(おや指)、示指(人指し指)、中指(なか指)、環指(くすり指)橈側(親指側)の掌側(てのひら)を司ります。
②運動
母指球(母指の付け根にある膨らんだ部分)にある短母指外転筋(たんぼしがいてんきん)に繋がり、母指を内側に倒し、ものを掴んだり摘まんだりする動作に関わります。

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