カネカ北海道工場で開所式　最新鋭医療機器工場が完成

総合化学メーカーのカネカ（東京）の医療機器製造工場が苫小牧市の苫小牧東部地域（苫東）で完成し、8月26日に工場で開かれた開所式には、菅原公一会長や藤井一彦社長、鈴木直道知事や医療関係者ら約160人が出席した。投資額は約100億円で、同社としては道内初の製造拠点となる。国内外で需要の伸びる、悪玉コレステロールなどを吸着除去する血液浄化器2種類を製造する。人工知能（AI）などを活用して製造ラインの完全自動化を実現した。