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長野県小諸市にマイクロブルワリー「北國街道麦酒」が2024年秋開業、地元果物を使ったフルーツビール開発にも着手

アットダイム 6 月 前
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プラスフォレストは、2024年秋から長野県小諸市のアンワイナリー・小諸醸造所において、オーズ・クラフトワークと共にアンワイナリー&ブルワリーとして新業態を開始することを発表した。

現在、同社は小諸市と軽井沢町の2つの事業所において、屋号「アンワイナリー」としてワインとシードルを製造・販売している。

新業態の展開について

プラスフォレストは、この秋、ワイン・シードル製造事業を軽井沢町醸造所に集約。小諸市醸造所は、オーズ・クラフトワークを誘致して、クラフトビール(発泡酒)醸造所「北国街道麦酒(ほっこくかいどうびいる)」として発泡酒製造を開始する予定で準備を進めていく。

両社は協力してワインづくりとクラフトビールづくりの技術提携を行ない、小諸市の地元果物を使ったフルーツビール開発にも取り組み、地域特産物の新たな魅力の発信に努めていくという。

小諸市醸造所のある店舗は、元ワイナリーだったスペースをブルワリーに、1階ワインショップと2階ゲストハウスは引き続き営業を続け、「アンワイナリー&ブルワリー」という愛称で新たに生まれ変わる。

■シードルそしてクラフトビール、地元果物を使った酒づくり

同社は2015年、ワインブドウを栽培する傍ら、後継者のいないりんご畑を借りてシードルを造り、「軽井沢アンシードル」という商品名で、軽井沢・小諸を中心に販売を開始。

2018年に小諸城下町アンワイナリーを開所してワインとシードルの自社醸造を開始する。そして、生産量増加により、5年後の2023年に軽井沢初のワイナリー「軽井沢アンワイナリー」を開所した。

小諸産リンゴを使ったシードル

ワインブドウやりんごを栽培している小諸の気候は、降水量が少なく、昼夜の寒暖差が大きいため、昔から果実の栽培が盛んで、おいしい桃やりんごが特産物となっている。

そして今回、小諸市の果物をさらに楽しめるお酒を検討する中で、オーズ・クラフトワークを誘致し、現在小諸市にないブルワリーを協力して開設するに至ったという。

北國街道麦酒では、「新鮮・できたてのクラフトビール(発泡酒)を提供するほか、地元果物を使ったフルーツビール開発へも協力して取り組んでまいります」とコメントしている。

■城下町の街中にある醸造所が発信する「ものづくり」

北國街道「小諸宿」は、今でも江戸時代の建物が数多く残されている。

アンワイナリー&ブルワリーの周辺にも「懐古園」をはじめ、「本陣」の「御殿」と「問屋場」、「脇本陣」の建物と出会うことができるなど、全国でも希少な宿場町でもある。

また、日本酒蔵や味噌蔵もあり、江戸時代から続く「ものづくり」が今もなお継承されている。

そんな環境の中で同社も「小諸駅から徒歩5分の街中でスタートしたアンワイナリーの想いを受け継ぎ、北國街道麦酒も「地域に根ざしたものづくり」を目標に、造り手の顔が見えるこだわりのクラフトビール(発泡酒)づくりを行なってまいります」とコメントしている。

■今後の事業予定

・2024年8月12日 アンワイナリー&ブルワリー「北國街道麦酒」ショッププレイベント
時間:12時から18時
場所:アンワイナリー&ブルワリーショップ(長野県小諸市市町1-2-4)
ワイン・シードル・クラフトビールの販売もあります。
・2024年秋 北國街道麦酒 小諸宿醸造所・販売所 稼働開始
・2024年(年内予定) 北國街道麦酒 初出荷

関連情報
https://www.plusforest.com/

構成/清水眞希

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