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免疫疾患に関わる遺伝的変異部位600カ所を特定、理研など 治療法開発に期待

Science Portal 6 月 前
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 さまざまな免疫疾患などの発症に関わる遺伝的変異部位約600カ所を特定した、と理化学研究所(理研)と京都大学などの共同研究グループが発表した。約100万個もの免疫細胞の遺伝情報を細胞単位で解析した成果で、難病の一つでもある自己免疫疾患やアレルギー疾患の発症メカニズム解明や治療法開発につながると期待される。

 理研生命医科学研究センターの村川泰裕チームリーダー(京都大学教授兼務)と小口綾貴子 リサーチアソシエイト(同大学特任研究員)、小松秀一郎客員研究員らの研究グループは、まず「プロモーター」「エンハンサー」と呼ばれる遺伝子発現を制御するDNA配列部位の活性を計測する「1細胞エンハンサー解析法」という独自の手法を開発した。