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開放型派に聴いてほしい!密閉型とは思えない音の広がり感を楽しめるLayficToneのヘッドホン「The Industrial-ist WIRED」

アットダイム 6 月 前
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連載/ゴン川野のPC Audio Lab「思えない広がり感に驚くLayficTone「The Industrial-ist WIRED」」

音楽が楽しめるプロ用モニター

今まで何度かオーディオフェアの記事で紹介してきたLayficTone「The Industrial-ist WIRED」が発売された。早速、製品をお借りして自宅のシステムで試聴した。LayficToneは2023年に生まれたばかりのオーディオブランドで、現在の製品はヘッドホンのみとなる。その第一弾が密閉型モニター用「WIRED」である。第二弾はワイヤレスのコンシューマー用で「BROADBAND」というヘッドホンなのだ。

私が初めて「WIRED」を聴いた時の感想は、左右に広い空間とボーカルの音像定位の良さ、そしてタイトでキレのいい低音。これは開放型の鳴り方なのだが、「WIRED」はどこから見ても密閉型である。密閉型ヘッドホンは周囲の雑音を遮断して音モレを防ぐためにドライバーの背面を密閉する。これにより空気が抵抗になってドライバーが動きにくくなる。開放型であれば背面を塞がれないためレスポンスとヌケが良くなり、低音がこもらず広々とした空間が感じられるのだ。いままで開放型のヘッドホンしか使ってこなかったが、これなら遮音性以外にも密閉型にいい所があると「WIRED」を聴いて思った。

パッケージは鮮やかなブルーでキャリングケースの下に交換用のイヤーパッドが収納されている

キャリングケースには折りたたまれた状態でヘッドホンが収めれ、フタ側の収納ポケットにケーブルが入っている

付属するイヤーパッドはDekoni Audio製の穴開きシープレザータイプ(画像左)で、ヘッドホンには予めLayficToneオリジナルイヤーパッドが装着されている。これ以外にベロアタイプのイヤーパッドが付属するビーガンパッケージも選択できる

ケーブルはリケーブル対応、φ6.3mm標準プラグでオーディオみじんこ製のOFCケーブルが付属する

ヘッドホン側はバランス接続にも対応するφ3.5mmのステレオミニプラグを採用しており、カスタムメイドのリケーブルも容易に出来そうだ

ハウジングはドライカーボンとポリカーボネートを使い385gを実現。ドライバーはφ50mmの大口径を採用しているためかなり大柄だが装着感は軽い

ハウジングから伸びたシャフトの位置を無段階に動かし装着感を調整する仕組みだ

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