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会社員人生の9800時間をムダにする「シン・ブラック職場」の特徴

アットダイム 7 月 前
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入社した時にはやる気でみなぎっていた人が、徐々にやる気をなくしていく……。それは、リーダーや周囲の些細な言動が原因かもしれません。

社員のモチベーションが低下する職場風土の改善には、実は「関係密度」がカギになるのだそう。この「関係密度」とは何なのか、そして高めるポイントとは?

700を超える企業の職場風土改善に関わってきた中村英泰さんの著書『社員がやる気をなくす瞬間 間違いだらけの職場づくり』から一部を抜粋・編集し、〝社員のやる気を奪う間違った職場づくり〟を打破するヒントを紹介します。

社員の人生の9800時間をムダにするシン・ブラック職場の特徴

週1回 地元の大学でキャリアの講義をするときに、学生にこんな話をします。

「ブラック企業とは、以前は、残業が多くて、代休もとれない過重労働や、従業員に関する労働トラブルの隠ぺいなどの問題を抱えている企業でした。今や、それは論外で、シン・ブラック企業に気をつけなくてはなりません。それは、あなたたちが5年間働いた後で何者になっているかをきちんと説明できない企業です」

時間とは、人にとって大切な資源です。

かつては、時間を投じてお金を得る発想から「タイム・イズ・マネー」といわれていました。

近年は人生を豊かににする発想から「タイム・イズ・ライフ」の感覚が強くなっています。

シン・ブラック企業とは、人生の貴重な9800時間(5年間〔245日/年〕×8時間)をムダにしてしまう企業のことです。

時間に目的を持って積み重ねている人と、単に浪費している人とでは、年を重ねるごとにその差は埋められないほどのものになることは容易に想像できます。

そう考えると、どこで働くか、どんな思考を持った人と働くのか、どんな風土の職場で働くのかの選択によって、その後のキャリア、人生は大きく変わることもまた想像できると思います。

☆ ☆ ☆

いかがだったでしょうか?

社員のやる気を左右する「関係密度」が高くなると、「社員の不本意な離職率が低下する」「コミュニケーションの齟齬が減る」「他責志向が、自己課題自己解決型に向かう」などのメリットがあるそうです。

部下や後輩との接し方に悩んでいる人は、心地良い職場づくりのヒントが詰まった一冊『社員がやる気をなくす瞬間 間違いだらけの職場づくり』をぜひ書店でチェックしてみてください。

社員がやる気をなくす瞬間
間違いだらけの職場づくり
発行所/株式会社アスコム
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楽天ブックスで購入する

著者/中村英泰(アスコム)
株式会社職場風土づくり代表
ライフシフト大学 特任講師
My 3rd PLACE 代表
1976年生まれ。東海大学中退後、人材サービス会社に勤務したのち、働くことを通じて役に立っていることが実感できる職場風土を創るために起業し、法人設立。年間100の研修や講演に登壇する実務家キャリアコンサルタント。

監修/田中研之輔

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