広告ブロックが検出された!

このサイトは存続するために広告に依存しています。 私たちをサポートするために、ブラウザ内の広告ブロックを無効にすることを検討してください。 ありがとうございます!

会社の先輩から平手打ちを喰らって全治3週間!パワハラと傷害のダブルパンチで慰謝料をいくら請求できる?

アットダイム 8 月 前
Facebook Icon Twitter Icon

こんにちは。

弁護士の林 孝匡です。

宇宙イチわかりやすい法律解説を目指しています。

今回は、会社で起きた先輩(同級生)パワハラ事件を解説します。

【会社の先輩なんだけども同級生】というややこしい人(以下「Y」)がパワハラをしたんです。

裁判所

「先輩Yは224万円払え」
「会社も224万円払え。パワハラを放置してたからね」

以下、わかりやすく解説します。

※ 争いを一部抜粋して簡略化
※ 判決の本質を損なわないよう一部フランクな会話に変換

登場人物

▼ 会社

・東海交通機械株式会社

▼ Xさん

・42歳(パワハラを受けた当時)

▼ 先輩Y

・中学校の同級生(会社歴では先輩)

どんな事件か

あとで述べますが、6か月ほど様々なパワハラがあった挙句、傷害事件発生です。

先輩YがXさんの顔面を平手打ちして全治約3週間のケガを負わせました。これは刑事事件となり、裁判所は先輩Yに対して罰金30万円の略式命令を出しました。

Xさんは「先輩Yからパワハラされた」「上司はそれを放置したから会社にも責任があるはずだ」と主張して、民事訴訟も提起しました。

記事全体を読む