【根室】市内で働くベトナム人技能実習生らを招く「テト(旧正月)を祝う会」が、根室商工会館で開かれた。2020年に始まりコロナ禍の中止を挟み4回目。水産加工12社から付き添いを含め115人が参加し、新年を祝った。
根室ベトナム交流協会(事務局・根室商工会議所)が21日に開催。会長の山田康志・同会議所会頭は「皆さんは根室の産業になくてはならない存在。大切な仲間です」と呼びかけた。母国の正月料理にちなみ、もち米をバナナの葉で巻いたベトナム風ちまきを東京の専門店から取り寄せるなど工夫した。
水産各社を競走馬に見立てた「ベトナムダービー」も開催。各社の代表がくじで引いた数だけ駒を進め、優勝した「マルダイワスカーレット」(マルダイ水産)のバン・ティ・ハインさん(37)は根室生活2年目で初めて参加し「楽しかった」と笑顔。最後は全員でベトナムの歌「私の故郷のテト」を歌った。
同協会によると、市内で働くベトナム人の年齢は近年20~30代とやや上昇し男性も増えた。家族への仕送りより自分の生活を楽しむ傾向もあるという。