Appleは「LGBTQ+コミュニティの平等を守り推進する世界規模のムーブメントを支援するため」（同社リリースより）、新しいApple Watch用プライドエディションブレイデッドソロループを発表した。
この新しいプライドエディションブレイデッドソロループは、41mmと45mmの2サイズで展開され、Apple Watch SEとApple Watch Series 4以降に対応。5月23日よりApple Store直営店で販売が開始される。価格は1万4800円（税込）。
LGBTQ+コミュニティの活気と多様性を多彩な配色で表現
対応する文字盤、ダイナミックなiOSおよびiPadOS壁紙は近日公開されるソフトウェアアップデートで提供される。プライド文字盤と壁紙は初めてカスタマイズが可能になり、LGBTQ+コミュニティの活気と多様性を象徴する色とりどりのカラーを表現できる。
新しいプライドエディションブレイデッドソロループは、複数のプライドフラッグからインスピレーションを得た鮮やかな蛍光性のデザインで、LGBTQ+コミュニティの強さと美しさを連想させ、ラグには「PRIDE 2024」とレーザーで刻まれている。
ブラックとブラウンのカラーは、黒人、ヒスパニック、ラテン系コミュニティの象徴であると同時に、HIV/AIDSの影響を受けている人々の象徴でもあり、ピンク、ライトブルー、ホワイトの色合いは、トランスジェンダーとノンバイナリーの人々を象徴している。
新しいプライドラディアンス文字盤とiOSおよびiPadOS壁紙は、大胆で象徴的なカラーをApple Watch、iPhone、iPadにもたらす。
LGBTQ+コミュニティへの希望、強さ、友情を表す光のビームが暗い背景に対して差し込み、重なり合い、LGBTQ+運動の永続的な影響と、将来の世代のためのさらなる平等への道筋を照らす役割を象徴している。
ユーザーは色とりどりのカラーから選んで、文字盤と壁紙をパーソナライズできます。Apple Watchでは、ユーザーが手首を動かすとジャイロスコープからの情報に応じて色が文字盤のそれぞれの数字をトレース、リアルタイムで反応する。
iPhoneとiPadでは、色のビームが「Pride」の文字を表示し、ユーザーがデバイスをロック解除するとダイナミックに動作する。
新しいプライドラディアンス文字盤とiPhoneおよびiPad壁紙は、近日中にリリースされるwatchOS 10.5、iOS 17.5、iPadOS 17.5で利用可能になる。
Appleは、このプライドコレクションを通じて、世界中のLGBTQ+の人々の権利を推進するグローバルな連盟であるILGA Worldや、すべてのLGBTQ+の人々が完全で平等な市民として扱われるように働きかけているグローバルな支援グループであるHuman Rights Campaignなど、前向きな変化をもたらす取り組みをしているLGBTQ+支援団体をサポートしていく。
構成／清水眞希
