溶血性連鎖球菌(溶連菌)が原因となって臓器や組織が壊死(えし)する恐ろしい「劇症型溶血性連鎖球菌感染症」(STSS)の感染を抑制する特定の分子の塊を見つけた、と神戸大学などの研究グループが発表した。治療薬の開発などに役立つ可能性があるという。
溶連菌は通常は風邪程度で済むが、劇症型になると「人食いバクテリア」と呼ばれ、致死率も高い。STSSの患者数は今年に入り、過去最多だった昨年を上回る勢いで全国的に増加する傾向にあり、厚生労働省も注意を呼びかけている。
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