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患者数増加傾向の溶連菌感染を抑制する分子の塊を発見 神戸大など、治療薬開発へ期待

Science Portal 8 月 前
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 溶血性連鎖球菌(溶連菌)が原因となって臓器や組織が壊死(えし)する恐ろしい「劇症型溶血性連鎖球菌感染症」(STSS)の感染を抑制する特定の分子の塊を見つけた、と神戸大学などの研究グループが発表した。治療薬の開発などに役立つ可能性があるという。

 溶連菌は通常は風邪程度で済むが、劇症型になると「人食いバクテリア」と呼ばれ、致死率も高い。STSSの患者数は今年に入り、過去最多だった昨年を上回る勢いで全国的に増加する傾向にあり、厚生労働省も注意を呼びかけている。

A群溶血性連鎖球菌の電子顕微鏡写真(東京都感染症情報センター提供)
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