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MVアグスタが931cc直列3気筒エンジンを搭載したアドベンチャーバイク「ENDURO VELOCE」を発表

アットダイム 9 月 前
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MVアグスタ(MV Agusta)は、限定車「LXP ORIOLI」に続く高性能アドベンチャーバイクの新モデルとして、「ENDURO VELOCE」を発表した。なお、日本への導入時期ならびに希望小売価格は未定となっている。

この「ENDURO VELOCE」は、遡ること今から約80年前となる1946年10月8日、オフロードレース「Golfo di La Spezia」に出場したVincenzo Nencioniが「98」を駆り、MVアグスタを初めて優勝に導いた。その3年後、MVアグスタは、British Six Daysレースに参戦し、伝説的レーサーであるCarlo Ubbialiが初めて国際的なタイトルを獲得した。

新作の「ENDURO VELOCE」には、イタリア国内での一貫生産、クラフトマンシップ、卓越した技術、高性能といった、MVアグスタならではの徹底した価値観が盛り込まれている。いずれも、これまでMVアグスタがアドベンチャーバイクに取り組んできた中でこだわってきたもので、独自の電子制御、デザイン、エンジニアリング技術を組み合わせ、乗りやすさと際立った運動性能を実現している。

斬新でありながら伝統と威厳のあるスタイル

ENDURO VELOCEには、MVアグスタが定めている美的基準に合わせたデザインが与えられている。MVアグスタのすべてのモデルがそうであるように、一目でMVアグスタだと判別できるデザインは、世界で最も美しいバイクと賞賛される特別なバイクの証となる。そこには斬新でコンテンポラリーな佇まいに、伝統と威厳が息づいている。

ENDURO VELOCEを開発したのは、時代の先端を行くMVアグスタスタイルセンター。流麗なボディと妥協のないソリューションは、研究を重ねたデザインと技術開発の融合によって生まれた。

シンプルかつコンパクトなバックテールセクションと比べると、ボリューム感が目立つフロントエンドは、ライダーが受ける空気抵抗を効果的に低減し、快適なライディングポジションを実現するとともに、操作性を大きく高めている。大型フェアリングには、透明性の高いプレキシガラスのトップフェアリングが装着され、乱気流によるヘルメットの揺れを最小限に抑えるようになっている。

さらに、独自のアゴレッドとアゴシルバーを組み合わせたカラーリングも、MVアグスタの伝統を感じさせるもので、このモーターサイクルの個性的な魅力を高めている。

そしてENDURO VELOCEのスタイルは、空力性能を重視して決定されている。例えばフロントマッドガードは、一連の路上試験やソフトウェアシミュレーションの結果を総合し、最大限の空力性能を達成できるよう設計されている。さらにフロントエンドの形状も、ラジエーターを冷却するエアフローが最大になるよう考慮されている。

スタイルとエンジニアリングの両立は、サイドパネルのエアエクストラクターにも見ることができる。高度な空力解析により、ライダーの快適性を最大限に高められる形状を実現。開発プロジェクトでは空力性能を総合的に研究することを目的に、専用ソフトウェアを使用し、ソロとタンデムの両方の条件でさまざまな走行状況を再現する様々な路上試験を実施した。防風性能の検証のみならず、高速走行時およびトップケースやサイドケースを装着した際も、安定した挙動が得られるかどうか、操縦性への影響もテストしている。

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