「5ヶ月前の検診では異常なしと言われていたのに」。不妊治療中だった井出久日子さんは、ある朝ベッドで自分の胸に違和感を感じました。その2日後、体外受精を控えたタイミングで告げられたのはステージIIbの乳がん。その後、骨転移が判明しステージIVに。子どもを産む夢とがん治療のはざまで揺れ動く中、主治医とのコミュニケーションの難しさに直面します。ウィッグやメイクで自分らしさを保ちながらステージIVと向き合う、元CAの壮絶な闘病記をご紹介します。
※本記事は、個人の感想・体験に基づいた内容となっています。2021年8月取材。