認知症が進むと、歩行の不安定さや姿勢保持の難しさが目立ちやすくなり、日常生活の多くを支える必要が生じる方が増えていきます。動きにくさが強まる時期には、転倒や骨折、食事量の低下、嚥下の不調、誤嚥性肺炎などの身体的な変化が重なりやすく、寝たきりの状態へ移行するきっかけにつながることがあります。また、一度寝たきりの状態になると外からの刺激が大きく減り、筋力や体力の衰えが進みやすいため、認知症の症状が揺れやすい状況が続きやすくなります。重度の認知症は、身体の変化と認知機能の変化が同時に進むことが多く、ご本人やご家族にとって負担を感じる場面が増えることも少なくありません。
この記事では、認知症の進行と寝たきりの関係、寝たきりが症状に及ぼす影響、日々のケアで意識したい点、利用できる施設や支援の選択肢を解説します。










