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地球温暖化や気候変動がテーマのアニメ「FUTURE KID TAKARA」のデザインに注目!

エムディエヌコーポレーション 4 時 前
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©Beyond C./Future Kid Takara製作委員会NOSIGNER株式会社が、noteにて「『FUTURE KID TAKARA』のデザインに込めた想い」を紹介しています。NHKエンタープライズとSTUDIO4℃のコラボによる環境アニメで、Eテレでも放送された作品です。【目次】アニメ×リアルな映像で環境問題を学べるアニメ「FUTURE KID TAKARA」は、環境にまつわる学習に役立つ作品として制作されました。アニメーションとリアル映像の掛け合わせで構成され、オリジナルストーリーを通じて地球温暖化や気候変動について学ぶことができます。©Beyond C./Future Kid Takara製作委員会主人公は2100年からタイムワープしてきた未来の子ども・タカラ(声:梶裕貴さん)で、現代の12歳の少女・サラ(声:吉田帆乃華さん)や彼女のいとこで5歳のシュガー(声:戸田恵子さん)と一緒に温暖化の影響が出ている地球を探険する物語が繰り広げられます。タカラの声優の梶裕貴さんは、天才科学者・エイモリー博士と源じぃの声も担当し、1作品で3役を務めました。FUTURE KID TAKARA #1「未来から来た子ども」(YouTubeより)各話は5〜6分のショートアニメで、大阪・関西万博でプレミア上映されたほか、2025年11月にはEテレでも一挙放送されました。Web上でも本編の動画が公開されており、学校現場やさまざまな環境学習の場で無料で自由に使用できます。動画を授業で活用する際に参考になる「授業づくりアイデアシート」や子どもたちが使える「ワークシート」(日本環境教育フォーラム監修)、主題歌の「地球のなみだ -FUTURE KID TAKARA -」を2部合唱で歌える楽譜も掲載中です。「デザイナー冥利に尽きる瞬間」と振り返る仕事NOSIGNERは、2013年に「デザイン戦略家」として活動する太刀川英輔氏によって設立されました。社会課題の解決を目的としたデザインコンサルティングを展開し、気候変動への適応/再生エネルギー/防災/資源循環/地域活性化など、未来に直結する課題に取り組んでいます。太刀川英輔氏 「FUTURE KID TAKARA」でNOSIGNERが担当したのは、ロゴやポスターデザイン、炭素構造にヒントを得たオリジナル書体設計、デザインルールづくりなどです。未来を担う世代に、気候変動を「わかる形」で届けるデザインが求められる仕事でした。大阪・関西万博でのプレミア上映では、太刀川氏の子どもたちにも「TAKARA面白かった!」と好評だったようで、「デザイナー冥利に尽きる瞬間でした」と振り返っています。©Beyond C./Future Kid Takara製作委員会炭素構造にヒントを得た三角形モチーフのデザイン本作はアニメと実写映像のハイブリッドな演出が特徴的であったため、両者を違和感なく接続できるデザインのインターフェースが必要でした。そこで太刀川氏が注目したのが気候変動の本質に関わる「炭素=カーボン」の原子構造です。炭素の六角構造から三角形グリッドを軸としたデザインが発想され、そこからロゴが作り出されています。©Beyond C./Future Kid Takara製作委員会胸のシンボルマークとあわせて、服のテクスチャに三角形グリッドを入れる提案も採用されています。作品全体で目指したのは、「気候変動という重いテーマを、子どもたちがワクワクしながら学べるビジュアル」です。* * * * * * * * * *今回の作品の制作では、「子どもたちの未来に希望を残す」という想いが共有され、環境学習へと自然に興味を持つことができるような設計が重視されています。しっかりと意味を込めながら「カッコ良いビジュアル」が実現されたデザインの数々も、まさにその方向性に沿ったものと言えるでしょう。「デザイン」の仕事の真骨頂とも言える注目のプロジェクトです。NOSIGNER株式会社/「FUTURE KID TAKARA」
URL:https://www.nosigner.com/
URL:https://sdgs.nhk-ep.co.jp/futurekidtakara/
2025/12/23
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