2025年12月5日(金)から12月22日(月)まで、渋谷PARCO 4FのPARCO MUSEUM TOKYOにて、江上越氏の新作個展「交差線」が開催されます。PARCO出版からの作品集の出版を記念して開催される入場無料の展覧会です。【目次】2021年の「世界を変える30歳以下の30人」に選出江上越氏は、2021年に「FORBES ASIA 30 UNDER 30(世界を変える30歳以下の30人)」に最年少アーティストとして選出された現代美術家です。同年に文化庁新進芸術家派遣プログラムでニューヨークへ派遣され、ペンシルベニア大学やアジア・ソサエティへ「日本戦後現代美術第三世代のアーティスト」としてのトークイベントに招かれました。「アジア太平洋U30優秀若手リーダー2024」にも羽生結弦氏や大坂なおみ氏とともに選ばれているアーティストです。
江上越氏これまでドイツ/パリ/ロンドン/ニューヨークなどで個展を開催し、数々の美術館のプログラムにも参加しています。サンフランシスコ・アジア美術館や韓国の新設美術館・OAR美術館の開館展にも抜擢されており、作品の収蔵先にはDIORも含まれる注目のアーティストです。パルコのカルチャーを彩ってきた9名の肖像画江上氏は、⾃⾝の海外での実体験をもとに作品を制作しています。ズレや誤視、誤聴などの「ミスコミュニケーション」を可視化することで、コミュニケ―ションの本質を探るスタイルです。今回の個展では、代表作の1つである肖像画のシリーズを中心とした展示が繰り広げられます。このシリーズでは同氏が敬意を抱く哲学者やアーティストなどが描かれてきており、今回はパルコとのコラボ企画として、パルコのカルチャーを彩ってきた9名のクリエイターが新たに描かれました。その9名は、アオイヤマダ氏/秋山具義氏/宇川直宏氏/宮藤官九郎氏/田名網敬一氏/南塚真史氏/星街すいせい氏/三谷幸喜氏/箭内道彦氏です。あわせて、同時期に描かれた江上氏自身とこれまで縁のあった人物たちの肖像画も紹介されます。
展示作品「星街すいせい」©Etsu EGMAI
展示作品「田名網敬一」©Etsu EGMAI最新の作品集には113点の近作を収録PARCO出版から刊行される最新の作品集「交差線」は、コデックス装を採用したB5判で144ページの仕様です。一般発売日は12月23日(火)の予定ですが、今回の展覧会場で先行販売されます。価格は7,480円(税込)です。
「江上越作品集 交差線」この作品集には、江上氏が色彩豊かで生命力あふれる筆致で描いた近作113点が収録されました。ポートレイトを描いた建築家の隈研吾氏や書家のJY氏と、江上氏との対談も掲載されています。* * * * * * * * * *■期間:2025年12月5日(金)~12月22日(月)■開催場所:
PARCO MUSEUM TOKYO
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 4F■問い合わせ先:
株式会社パルコ
url. https://art.parco.jp/











