
ラクスル株式会社は、専門ECサイト「ラクスル パッケージ」をオープンし、化粧箱印刷の分野に本格的に参入しました。「ラクスル パッケージ」では、自由に寸法を指定して化粧箱印刷の注文ができます。【目次】サービス開始の背景と市場への本格参入ラクスルは、印刷・集客支援のプラットフォームを運営しています。同社によるとパッケージ領域は印刷市場の中でも需要が高く、高成長を続けており、「これまでラクスルが手掛けてきた商業印刷や事務用印刷と肩を並べるほど巨大で、有望視されているマーケット」です。今回ラクスルは、そのパッケージ印刷の分野に「ラクスル パッケージ」で本格参入しました。

一般社団法人 日本印刷産業連合会 印刷産業Annual Reportからラクスルが作成まずは化粧箱(紙器)のカテゴリーから始まり、本格的にパッケージ印刷市場に参入していくことが発表されています。そのほかの参入カテゴリーは順次に公開される予定です。寸法を自由に指定して注文することが可能「ラクスル パッケージ」の最大の特徴は、サイズ(寸法)を自由に入力できることです。箱の形状を選んで希望の幅・奥行・高さなどを指定すると、箱として製造できる寸法であるかどうかが自動判定されます。製造可能な場合は、納期・ロット別の価格表が瞬時に提示され、そこからスムーズな注文ができる仕組みです。

注文画面のイメージ入力した数値によっては「サイズが大きすぎます」「お見積りが必要なサイズです」などと表示されることもあります。ECサイトでは注文できない特注サイズの場合には、見積もりフォームから問い合わせて対応してもらうことが可能です。また、「ラクスル パッケージ」では、あらかじめ定められた「定型サイズ」から任意のものを選んで注文することもできます。「化粧品・コスメ」「ギフト・グッズ」「レトルト食品」「サプリメント・健康食品」といった用途別によくある定型サイズがまとめられており、定型パッケージの発注ではコストを抑えながらスムーズに注文できる仕組みです。仕様についての無料相談などの手厚いサポート体制さらにそのほかの「ラクスル パッケージ」の強みは、仕様について気軽に相談できたり、サンプルを確認しやすかったりすることです。寸法や仕様選択については、常設されているメッセージ機能を使って相談できます。対応してくれるのはパッケージ印刷専門のオペレーターで、この相談には料金はかかりません。

相談画面のイメージ本番の注文の前の箱のサンプル確認については、特に要望の多い無地箱の試作は希望の寸法のものを全てのユーザーに無料で提供しています。ただし、無料提供には部数や回数の制限があるため注意が必要です。* * * * * * * * * *パッケージ印刷の仕事では、条件を満たす商品を探すのが難しいと感じているユーザーも多いようです。「ラクスル パッケージ」は、サービスに必要な機能や分かりやすいUI・UXの検証などを経て、専門ECサイトとして開始されました。自由に寸法を指定して、対応可能な範囲であれば即座に価格表が提示されるため、注文までのステップがスムーズです。ラクスル株式会社
URL:https://package.raksul.com/paper-box
2025/09/25